生体バランスマッサージ経絡リンパマッサージ 2024.8.20 立方骨 立方骨

立方骨は、足の中足骨と踵骨をつなぐ、小さな立方体のような形の骨です。足のアーチを支える上で重要な役割を果たしており、体重がかかったり歩いたりする際に、他の骨とともに衝撃を吸収する働きがあります。

立方骨の働き
足のアーチの形成: 立方骨は、足のアーチの重要な構成要素です。アーチは、体重を分散させ、衝撃を吸収する役割を果たしています。
関節の形成: 立方骨は、周囲の骨と関節を形成し、足の複雑な動きを可能にします。
体重の支持: 立方骨は、体重を支え、歩行やジャンプなどの動作をスムーズに行えるようにします。
立方骨のトラブル
立方骨は、スポーツ活動や長時間の歩行など、足に過度の負担がかかることで、様々なトラブルが起こることがあります。

立方骨骨折: 強い衝撃が加わると、骨折を起こすことがあります。特に、足の外側に強い力が加わると、圧迫骨折を起こしやすいです。
立方骨周囲炎: 立方骨周囲の軟組織が炎症を起こし、痛みや腫れが生じることがあります。
立方骨症候群: 立方骨に過度のストレスがかかることで、痛みや機能障害が起こる状態です。

立方骨のトラブルの症状
立方骨のトラブルによって、以下のような症状が現れることがあります。

痛み: 足の外側、特に小指側の痛み
腫れ: 立方骨周囲の腫れ
歩行困難: 痛みや腫れにより、歩くのが困難になる
足関節の動き制限: 足関節の動きが制限される
立方骨のトラブルの治療法
立方骨のトラブルの治療法は、症状の程度や原因によって異なります。

安静: 足を休ませ、患部に負担をかけない
アイシング: 腫れや痛みを軽減するためにアイシングを行う
包帯固定: 足関節を固定し、安静を保つ
薬物療法: 消炎鎮痛剤やステロイド剤などを用いて、痛みや炎症を抑える
物理療法: 超音波治療や温熱療法などを行う
手術: 重症の場合には、手術が必要になることがあります。