母趾球の痛みの原因として考えられるのは、いくつかあります。
種子骨障害:
陸上競技やバスケットボールなど、ジャンプやランニング動作が多いスポーツをする人に多く見られます。
歩行時や運動時に母趾球に痛みを感じ、母趾を反らすと痛みが強くなります。
外反母趾:
母趾が外側に曲がってしまうことで、母趾球に負担がかかり痛みが出ることがあります。
靴が合わない、足の構造的な問題などが原因として考えられます。
神経の圧迫:
長時間の立ち仕事や合わない靴を履くことで、足裏の神経が圧迫され痛みを感じることがあります。
炎症:
繰り返し同じ動作をすることで、母趾球に炎症が起こることがあります。
考えられる原因と対処法
原因 症状 対処法
種子骨障害 歩行時や運動時の痛み、 安静、アイシング、サポーター、
母趾を反らすと痛みが増強 インソール、専門医への相談
外反母趾 母趾が外側に曲がり、母趾球に痛み 広めの靴を履く、テーピング、矯正器具、専門医への相談
神経の圧迫 長時間の立ち仕事や合わない靴を履くことで痛み 靴の見直し、休憩をこまめにとる、足のマッサージ
炎症 繰り返し同じ動作をすることで痛み 安静、アイシング、痛み止め
安静: 痛みがある場合は、安静にすることが大切です。
アイシング: 腫れがある場合は、アイシングを行うと効果があります。
足のマッサージ: 足裏をマッサージすることで、血行が良くなり痛みが軽減されることがあります。
靴の見直し: 靴が合わないことが原因の場合、自分に合った靴を選ぶようにしましょう。
インソール: インソールを使用することで、足への負担を軽減することができます。
専門医への相談
症状が続く場合は、整形外科を受診し、適切な診断と治療を受けることをおすすめします。