生体バランスマッサージ経絡リンパマッサージ 2024.9.7 副脾 副脾

脾臓は、左上腹部、胃の後ろに位置する、こぶしほどの大きさの臓器です。血液をろ過し、古い赤血球を破壊したり、免疫機能を担ったりするなど、私たちの体にとって重要な役割を果たしています。

副脾とは?
副脾とは、脾臓と同じ組織からできている、小さなこぶ状の組織のことです。脾臓の近くに一つ、または複数見られることがあり、生まれつき持っている人(約10~25%)もいます。副脾は、脾臓と同じ働きをするため、通常は特に問題となることはありません。

副脾が発見されるケース
健康診断の際に、腹部超音波検査などで偶然発見されることが多いです。
脾臓を手術で摘出した後に、残された小さな組織が副脾であることがわかることもあります。
副脾の症状
副脾があるからといって、特別な症状が出るわけではありません。ほとんどの場合、自覚症状はなく、健康な状態のまま生活できます。

治療が必要な場合
副脾が大きくなったり、何らかの症状が出たりする場合には、治療が必要になることがあります。しかし、通常は経過観察で十分です。

副脾は、脾臓の正常な変異であり、心配する必要はありません。健康診断などで発見されても、特に治療が必要な場合は少ないです。