生理痛、我慢しないで!日常生活に支障が出る場合は受診を
月経困難症は、生理の度に強い痛みや様々な不快な症状が現れ、日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。しかし、「仕方がない」「いつものこと」と放置するのはNGです。
鎮痛薬で改善しない、日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合は、器質性月経困難症の可能性があります。
器質性月経困難症は、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などの婦人科疾患が原因で起こる生理痛です。
一方、機能性月経困難症は、プロスタグランジンの過剰産生や冷え、ストレスなどが原因で起こる生理痛です。
月経困難症には、適切な治療によって症状を改善することができます。
我慢せずに、婦人科を受診して正しい診断と治療を受けることが大切です。
婦人科を受診する際のポイント
生理痛の症状(いつから始まるか、どのくらいの痛みか、他にどんな症状があるかなど)
鎮痛薬を服用しているかどうか
これまでの治療歴
受診が不安な場合は、家族や友人に相談するのもおすすめです。
エステやリラクゼーションも、月経困難症の症状を緩和するのに役立つ場合があります。
ただし、自己判断で受けるのではなく、医師に相談してから受けることをおすすめします。
一人で抱え込まず、婦人科を受診して適切な治療を受けましょう。