腕の痛みの原因は様々考えられますが、主な原因としては以下のものが挙げられます。
筋肉や腱の炎症
腱鞘炎: 手首や肘などの腱が炎症を起こす病気です。
テニス肘: 前腕の外側の筋肉や腱が炎症を起こす病気です。
ゴルフ肘: 前腕の内側の筋肉や腱が炎症を起こす病気です。
関節炎
リウマチ: 関節の軟骨が破壊される慢性的な炎症性疾患です。
変形性関節炎: 関節の軟骨がすり減ることで起こる関節炎です。
痛風: 尿酸値が高くなると、関節に結晶が析出する病気です。
神経障害
手根管症候群: 手首の神経が圧迫されることで起こる病気です。
尺骨神経麻痺: 腕の神経が損傷されることで起こる病気です。
その他
骨折
脱臼
感染症
腫瘍
上記以外にも、様々な原因で腕の痛みが起こります。痛みの種類や場所、持続時間、悪化する条件などによって、考えられる原因が絞られてきます。
以下のような場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。
強い痛みがある
腫れている
動かすと痛い
熱がある
しびれがある
症状が長引く
医療機関では、問診や診察、検査などをを行い、痛みの原因を診断します。原因に応じて、薬物療法、物理療法、手術などの治療法が選択されます。
腕の痛みの緩和には、マッサージも効果的です。マッサージには、以下のような効果があります。
血行を促進する: 血行が促進されると、筋肉の緊張がほぐれ、痛みやこりが改善されます。
筋肉の緊張をほぐす: マッサージによって、筋肉の緊張がほぐれ、柔軟性が向上します。
老廃物を流す: マッサージによって、老廃物が流され、むくみなどが改善されます。
腕の痛みが続く場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。