膵臓の健康は、血糖値の調節など、私たちの体の働きに深く関わっています。ツボ刺激は、古くから健康法の一つとして親しまれており、現代でもその効果が注目されています。今回は、膵臓に関連するツボについて、詳しく解説していきます。
膵臓のツボ:膵兪(すいゆ)
膵兪は、その名からも分かるように、膵臓の機能を活性化すると考えられているツボです。
場所: 背中の左右の肩甲骨の下端を結んだ高さから背骨1個分下の高さで、そこから指2本分両外側にあるツボです。
効果: 膵臓の働きを活発にし、ホルモン分泌を促す効果が期待できます。
押し方: 気持ち良いくらいの強さで10〜20回の指圧を1クールとして、1日5〜6回程度行うのが一般的です。
腕骨は、糖の代謝を助けて、内分泌の働きを促す古くから使われてきたツボです。
場所: 手の甲の小指側で、小指の骨の側面を手首に向かっていくと骨の切れ目があり、その骨と手首の骨の間のツボです。
効果: 糖の代謝を助けることで、膵臓の負担を軽減する効果が期待できます。
押し方: 反対の手の中指でツボを握るようにして、10〜20回を1クールとして1日4〜5クール行うのが一般的です。