踵骨(しょうこつ)は、私たちが立ったり歩いたりする際に体重を支える、足の裏にある大きな骨です。かかとの部分を構成しており、足根骨の中で最も大きな骨です。
踵骨の役割
体重支持: 体重を地面に伝達する重要な役割を果たします。
衝撃吸収: 歩行時の衝撃を吸収し、身体への負担を軽減します。
アキレス腱の付着点: ふくらはぎの筋肉とつながるアキレス腱の付着部であり、歩行やジャンプなどの動きを可能にします。
踵骨に関連する疾患
踵骨骨折: 高所からの落下など強い衝撃によって起こる骨折です。
踵骨棘: かかとに骨のとげのようなものができる疾患で、長時間の立ち仕事や歩き過ぎなどが原因となることがあります。
足底腱膜炎: かかとから足の指に向かって伸びている足底腱膜が炎症を起こす疾患で、踵骨棘と関連していることがあります。