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生体バランスマッサージ経絡リンパマッサージ 2024.8.6 風邪と嗅覚障害 吸郭

風邪と嗅覚障害について
風邪を引くと、鼻水や鼻づまりといった症状が出ることが一般的ですが、嗅覚(においを感知する感覚)が鈍くなる、あるいは全く感じなくなるという経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これが、風邪と関連する嗅覚障害です。

嗅覚障害とは?
嗅覚障害とは、においを感知する能力が低下したり、全く感じなくなったりする状態を指します。風邪以外にも、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、新型コロナウイルス感染症など、様々な原因が考えられます。

風邪と嗅覚障害の関係
風邪をひくと、ウイルスが鼻の粘膜を攻撃し、炎症を起こします。この炎症によって、嗅覚に関わる細胞がダメージを受け、嗅覚が低下したり、一時的に失われたりするのです。

風邪による嗅覚障害の特徴
一時的なものが多い: 多くの場合、風邪が治るとともに嗅覚も回復します。
嗅覚だけでなく味覚も低下する場合がある: 嗅覚と味覚は密接に関連しているため、嗅覚が低下すると、味覚も鈍くなることがあります。
嗅覚の回復には個人差がある: 1週間程度で回復する人もいれば、数ヶ月かかる人もいます。
嗅覚障害が長引く場合
風邪の後、嗅覚がなかなか回復しない場合は、以下のことが考えられます。

感冒後嗅覚障害: 風邪ウイルスが嗅覚神経を直接攻撃し、後遺症として嗅覚障害が残る場合があります。
他の病気: アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻ポリープなどが原因となっている可能性もあります。
嗅覚障害が気になる場合
いつまでも嗅覚が戻らない場合
日常生活に支障が出る場合
このような場合は、耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

嗅覚障害の治療
嗅覚障害の治療法は、原因によって異なります。

薬物療法: ステロイド剤、抗ヒスタミン剤など
手術: 鼻ポリープの除去など
嗅覚障害の予防
風邪をひかないようにする: 手洗い、うがいをこまめに行う、バランスの取れた食事を摂るなど
室内環境を整える: 加湿器を使用する、こまめに換気をするなど

風邪による嗅覚障害は、多くは一時的なものです。しかし、長引く場合は、他の病気の可能性も考えられるため、早めに医師に相談することが大切です。