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生体バランスマッサージ経絡リンパマッサージ 2024.7.30 風邪と蓄膿症 はな

風邪と蓄膿症、何が違うの?
風邪 と 蓄膿症(副鼻腔炎) は、どちらも鼻やのどの不快な症状を引き起こしますが、その原因や症状、そして経過が異なります。

風邪: ウイルス感染が主な原因で、鼻水、鼻詰まり、咳、発熱などの症状が数日から1週間程度で治ることが一般的です。
蓄膿症: 風邪が長引いたり、細菌感染が起こったりすることで、鼻の奥にある副鼻腔に炎症が起こり、膿が溜まる病気です。鼻詰まり、鼻水(黄色や緑色)、顔面の痛み(特に目の周りや頬)、悪臭がする鼻水などが特徴的で、風邪よりも症状が長引く傾向があります。
蓄膿症になる原因
風邪の悪化: 風邪を完全に治しきれずに、細菌が繁殖し、副鼻腔に炎症を起こすことが主な原因です。
アレルギー: 花粉症などアレルギー性鼻炎が原因となることもあります。
鼻の構造的な問題: 鼻中隔湾曲症など、鼻の構造に問題がある場合、鼻水が流れにくくなり、蓄膿症になりやすくなります。
蓄膿症の症状
鼻詰まり: 片側または両側の鼻が詰まる。
鼻水: 黄色や緑色の粘り気のある鼻水が出る。
顔面の痛み: 目の周り、頬、おでこなどに痛みや圧迫感を感じる。
頭痛: 頭重感や頭痛を感じる。
悪臭がする鼻水: 口を開けると悪臭がする。
倦怠感: 体力低下や倦怠感を感じる。
蓄膿症の治療
蓄膿症の治療法は、症状の程度や原因によって異なりますが、一般的には以下の治療法が行われます。

薬物療法: 抗生物質、鼻の炎症を抑える薬、痛み止めなど。
手術療法: 薬物治療で改善が見られない場合、鼻腔内の膿を出す手術や、鼻の構造的な問題を改善する手術が行われることがあります。
風邪と蓄膿症の見分け方
風邪と蓄膿症を見分けるのは、素人には難しい場合があります。症状が長引いたり、悪化したりする場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診し、医師に診てもらうことが大切です。